2017年8月16日
日本全国47都道府県のご当地食材を使った「オン・ザ・リッツ」レシピを紹介する「日本を、のせてみよー。」キャンペーンに伴い、このたび47都道府県の地元民がおススメするご当地名産品ランキング調査を実施しました。
調査は、各都道府県の出身および在住者を対象に、地元民がおススメする「おつまみ」、「おかず」、「デザート」の3部門について聞いたもの。キャンペーン期間中に、47都道府県を7つのエリアに分けて、ランキング結果の詳細を毎週発表しており、今回は「中国・四国地方」編です。
「中国・四国地方」、各県の「おつまみ」「おかず」「デザート」のランキング結果は以下のとおりです。
「おつまみ」部門では、かつて魚が貴重で、代わりに豆腐を食べるよう薦められていた時代に開発された、豆腐を使ったちくわの郷土料理「とうふちくわ」が約6割(57.3%)の支持を得て1位に選ばれました。続けて「白いか」(46.6%)、「もさえび」(35.9%)、「のどぐろ」(26.7%)と、日本海側に面している鳥取ならではの海産物が上位を占めました。「おかず」部門では、鳥取で“あご”と呼ばれているトビウオを使用した「あごちくわ」(52.9%)の得票率で1位に。「おつまみ」、「おかず」ともに“ちくわ”が地元民に支持されていることが分かりました。「デザート」では、1位「白バラシュークリーム」(56.8%)、2位「梨(フルーツ)」(52.9%)、3位「打吹公園だんご」(47.6%)がランクインしました。
「おつまみ」では、あご(トビウオ)のすり身を焼いた、大きなちくわのような形をした「あご野焼き」(82.0%)が堂々の1位に輝きました。「おかず」部門では、「しじみ汁」が8割以上(80.6%)の得票率で1位に選ばれ、「あご野焼き」は、おかずとしても約5割(47.1%)の支持を得て2位にランクインしました、島根県でも海産物が地元でも根強い人気があることが分かりました。「デザート」では、ぜんざいの発祥の地と言われている神の国、出雲の「出雲ぜんざい」(63.6%)が、2位と約30ポイントの差をつけて1位になりました。
「おつまみ」部門の1位は「鰆(さわら)の刺身・たたき」(54.4%)、2位はカキ入りのお好み焼きである「カキオコ」(41.7%)、3位は岡山の郷土料理「ままかり酢漬」(40.3%)と、瀬戸内海に面する岡山らしい海産物を使った料理がランクインしました。「おかず」では、1位「津山ホルモンうどん」(41.3%)、2位「カキオコ」(31.6%)、3位「ひるぜん焼きそば」(31.1%)と“粉もの”が並びました。「デザート」では、1位「清水白桃/白鳳(桃・フルーツ)」(75.2%)、2位「ピオーネ(ぶどう・フルーツ)」(61.2%)、「マスカット・オブ・アレキサンドリア(ぶどう・フルーツ)」(53.4%)と、フルーツ王国と言われる岡山の果物が人気でした。
「おつまみ」部門では、広島名物の「カキ」が約6割(57.3%)の支持を得て1位になりました。「おかず」では、「広島風お好み焼き」が約半数(46.6%)に選ばれ1位に。「デザート」部門では、「もみじまんじゅう」(51.9%)が選ばれ、広島県ではすべてのカテゴリーにおいて、全国的に名が知られている名産品が地元民のおススメ品としても選ばれた結果となりました。
「おつまみ」部門では、下関で有名な「ふぐ」(57.3%)が1位に輝き、山口県民からも支持されていることが分かりました。次いで、盛り付けた魚のすり身の表面に直接火をあてず、板面から間接的に焼き抜く手法で作られる2位の「焼き抜きかまぼこ」(50.0%)、4位は揚げたかまぼこのような「魚ロッケ」(28.2%)など、海の幸を使った名産品が上位を占めました。また「おかず」部門では、1位「しそわかめふりかけ」(69.4%)、3位「瓶詰めウニ」(36.9%)、4位「岩国寿司」(17.0%)と、「おかず」でも海産物を使った食べ物が多い結果となりました。また「デザート」では、「ういろう」が約8割(76.2%)という圧倒的な支持を得て1位に。本調査リリースの「東海地方」編の愛知県「デザート」部門でも2位にランクインした「ういろう」ですが、愛知県のういろうは米粉を原料としてもっちりしているのが特徴で、山口県のういろうはわらび粉を原料としているため柔らかくぷるっとしており、原料による食感の違いがあるそうです。
魚のすり身に香辛料を混ぜ、パン粉で揚げた、地元のスーパーでは必ずといっていいほど売られているローカルフードの「フィッシュカツ」が「おつまみ」、「おかず」部門ともに1位(おつまみ:76.7%、おかず:64.1%)に選ばれました。また、「デザート」部門では、ミルク餡が詰まった徳島県の銘菓「マンマローザ」(50.5%)が1位に選ばれました。2位は、栗のようにホクホクした食感が特徴のさつまいも「鳴門金時を使ったお菓子」(41.3%)、3位には山芋とうるち米を練り上げた徳島銘菓の蒸し菓子「小男鹿(さおしか)」(39.3%)がランクインしました。
「おつまみ」、「おかず」部門では、オリジナルスパイスで漬け込んだ鶏肉を焼いた「骨付鶏」がともに約7割(おつまみ:75.2%、おかず:69.9%)もの支持を得て堂々の1位に選ばれました。「おつまみ」部門では、30ポイント以上の得票差がつき2位に「しょうゆ豆」(42.2%)、3位に「はまち」(41.3%)がランクイン。「おかず」では、意外にも香川県で有名な「さぬきうどん」(27.2%)が3位に落ち着きました。「デザート」では、1位「名物かまど」(60.7%)、2位「わらび餅」(43.2%)、3位「灸まん」(37.9%)と和菓子の銘菓が上位を占めました。
「おつまみ」部門では、「じゃこ天」が9割以上(93.2%)の圧倒的な支持を得て1位に輝きました。また「おかず」部門でも、再び「じゃこ天」(73.8%)が、2位と30ポイント以上の得票差をつけて1位となり、愛媛県民における「じゃこ天」人気が伺える結果となりました。また「デザート」では、「みかん(フルーツ)」(59.2%)が1位となり、日本有数のみかんの産地である愛媛県らしい結果となりました。
藁で焼いたかつおのタタキをスライスした生ニンニクとわさびで食べる、全国的にも有名な「藁焼きがつお+スライス生ニンニク」が、高知県民からの支持を受け「おつまみ」、「おかず」部門ともに1位に選ばれました(おつまみ:71.4%、おかず:66.5%)。「おつまみ」部門の2位は「うつぼの唐揚げ・たたき」(49.0%)、3位はかつおのお腹部分を焼いた「はらんぼ焼き」(31.6%)と、海産物が上位にランクインしました。また「デザート」部門の1位は「小夏(フルーツ)」(55.3%)、2位「芋けんぴ・塩けんぴ」(52.9%)、3位「ミレービスケット」(42.2%)がランクインしました。
今回の調査結果に対して、本調査における名産品選定を監修、かつ「日本を、のせてみよー。」キャンペーンのレシピ制作にあたりご当地食材の選定にも携わったスーパーマーケット研究家の菅原佳己さんは、次のように述べています。
「中国・四国では、広島県の『カキ』や、山口県『ふぐ』、高知県『鰹』など、日本海や瀬戸内海、太平洋に囲まれたこの地方ならではの海産物が上位にランクインする傾向がありました。また、岡山県の『桃』や、愛媛県の『みかん』など温暖な気候を活かしたフルーツが地元の人にも支持されていることが見てとれます。また、鳥取県『とうふちくわ』、島根県『あご野焼き』、岡山県『ままかり酢漬け』、広島県『カキ』、山口県や愛媛県の『みかん』、高知県『かつお』、香川県『骨付鶏』、徳島県『フィッシュカツ』など、『日本を、のせてみよー。』キャンペーンで紹介したご当地食材すべてが選出されています。どんな食材とも合わせやすい万能クラッカーの『リッツ』に、中国・四国地方の海産物やフルーツをのせて、ぜひ自分に合う『オン・ザ・リッツ』を楽しんでください。」
なお、現在「リッツ」では「日本を、のせてみよー。」をコンセプトに、菅原さんがご当地食材選定、フードコーディネーターの飯島奈美さんがレシピ開発した、47都道府県の「オン・ザ・リッツ」レシピを当ウェブサイトで公開しています。どんな食材とも合う万能クラッカーの「リッツ」だからこそ楽しめる47都道府県の個性豊かなレシピを紹介しています。家族と、お友達と、みんなで地元や出身地の食材を持ち寄って、新しいリッツ・パーティーを気軽に楽しんではいかがでしょうか。
なお、本調査に先がけ発表した「おつまみ」篇、全国第1位に関する調査結果は以下URLをご参照ください。
●47都道府県別「おつまみ」編第1位:
http://www.ritzcrackers.jp/news/news01.html
●「北海道・東北地方」編:
http://www.ritzcrackers.jp/news/news02.html
●「関東地方」編:
http://www.ritzcrackers.jp/news/news03.html
●「北陸・甲州地方」編:
http://www.ritzcrackers.jp/news/news04.html
●「東海地方」編:
http://www.ritzcrackers.jp/news/news05.html
●「関西地方」編:
http://www.ritzcrackers.jp/news/news06.html
【キャンペーン名】日本を、のせてみよー。
【キャンペーンURL】http://www.ritzcrackers.jp/recipe/local/
【調査概要】
モンデリーズ・ジャパン株式会社調べ(調査委託先:株式会社マクロミル)
•調査期間: 2017年05月25日 (木)~5月26日(金)
•調査対象:各都道府県の出身および在住の20代以上の男女、各都道府県206名(合計9,682名)
•調査方法: インターネット調査
•質問内容:
「おつまみ」にするのにピッタリだと思う、あなたの地元の名産品を、以下からお選びください。(3つまで)
「デザート」にするのにピッタリだと思う、あなたの地元の名産品を、以下からお選びください。(3つまで)
「ご飯のおかず」にするのにピッタリだと思う、あなたの地元の名産品を、以下からお選びください。(3つまで)